収入を増やそうと思ったら、まずは体力をつけるべき。

前回の記事では僕がホテル暮らしを目指すにあたって必要なことをざっと挙げてみたが、それを実行し目標を達成することは容易ではない。例えばものすごく魅力的なアイデアを思いついたとしても、それを実際に実行に移し、完成させ、運用していくのには幾つもの壁を越える必要がある。それは技術的なものかもしれないし、資金的なものかもしれない。そしてその壁を越えるためにはある種の「体力」のようなものが絶対に必要だと思っている。バイタリティとかメンタリティとか、そういうやつだ。多くのいつかは成功したいと夢見ていながらそうなれない人々はおそらく、その体力が圧倒的に不足しているのだと思う。かくいう僕自身もその体力の不足を感じている。これはなんていうか、昔からずっと感じていたことでもある。

いくら能力や才能があったとしても、この体力がないことには絶対成功できないと思っている。この記事のタイトルにもあるように、例えば「収入を増やす」ということに関してもそうだ。ちなみに僕の夢は別にお金持ちになることではないが、その夢を実現するためには結果として、ある程度お金持ちになっている必要があるだろう。そして、一般的に資本主義社会における成功の定義を考えてみてもお金という概念は外せない。世の中のお金持ちや成功者と言われている人たちを想像してみてほしい。おそらくみんな、その「体力」を持ち合わせている。そして体力のある人にとっては、体力があることは当たり前なのでそこにフォーカスをあてようとしない。いろいろな成功者の習慣を真似てみてもなかなか上手くいかないのは、その基礎体力がないことが根本的な原因なのではないかと思っている。

ここで体力と言っているこの力についてだが、もっと詳しくいうと一人の人間が一日に使える意思決定の回数のようなものである。いわゆる体力というと、マラソンに必要な持久力などを思い浮かべるかもしれないが、それは単に体の毛細血管の量とか、筋肉量とかの話で、ここでいう体力とはあまり関係ない。脳のHP(RPGでいうところのヒットポイント)のようなものかもしれない。行動するごとに少しずつ減っていき、一日で使い果たしてしまうとそれ以降は生産的な活動ができなくなる。ぼーっとテレビを見たり、お酒を飲んだり、そういった重要でない活動に時間を割くようになってしまう。脳科学的にもそんな感じらしい。(以下リンクより)。

 

www.lifehacker.jp

 

それではこの脳のHPを上げるためにどうするべきなのか、というのが一番の問題だ。僕の持論だが、このHPの総量は人によって違いはそんなになく、減り方に大きな差があるのではないかと思っている。おそらく成功者は、このHPを減らさない方法を体得していて、またそのHPを回復させる習慣を生活に組み込んでいるのである。そして成功できない人は、間違った行動にHPを吸い取られているのだ。

ここで僕自身、いままで何にそんなにHPを使っていたのか気になったので、普段の活動を細かく記録していくことにした。以下のアプリで行動を記録できる。

 

support.toggl.com

 

体力不足を感じている人は行動記録をつけることをお勧めする。僕もこれをつけ始めてからまだ2週間くらいだが、かなりの効果を実感している。レコーディングダイエットと同じ理屈だ。まずは自分の無駄な行動を可視化すること。完全に習慣になるまで、続けてみようと思う。